初期研修医へ臨床医学研究の課題を提起し、8病院合同研究発表会を開催したのは群星沖縄としては初の取り組みであり歴史的な日となりました。
コロナ禍による制約が続く中、久々の対面開催となった「第1回群星沖縄アカデミア研究発表会」。活発な質疑及び審査委員コメントが発せられ、研修医からは「研究デザインを決めるうえでの徳田先生を講師にした勉強会の開催や指導医のサポートに感謝」等の感想がありました。

ミシガン大学留学中にも係わらず米国より馳せ参じてくださった外部審査委員の和足孝之先生からは、「臨床研究をテーマに8つの基幹型研修病院の研修医が一堂に会し合同研究発表会を行う取り組みは貴重で素晴らしく、全国的に例が無いのではないか」との感想をいただきました。

審査委員会を代表して講評に立った宮城征四郎先生からは、「患者さんの生活背景の観察など研修医が社会に視点を向けた研究発表が多く全体として素晴らしかったこと」が話されました。

審査結果は下記の通りで、賞状授与及び医学書が贈呈され、最優秀賞病院へはトロフィーが授与されました。

第1回　群星沖縄アカデミア研究発表会
開催日：12月12日（月）18:30～20:40
場所：ノボテル沖縄那覇

審査委員

審査委員長：宮城 征四郎 先生（群星沖縄名誉センター長）
審査委員：諸見里 拓宏 先生（県立南部医療センター腎臓内科、群星沖縄倫理委員会副委員長）
外部審査委員：和足 孝之 先生（島根大学医学部附属病院総合診療医センター准教授）

結果

最優秀賞：友愛医療センター
優秀賞：浦添総合病院
第3位：中頭病院